館林市のkaz建築研究室さんが設計した住宅の「草屋根づくり」に参加してきました。
屋根全面に芝生を植えてしまうという大胆な発想の家。断熱性能が高まる、緑化による自然環境への寄与、屋根を庭として利用できる、などといった特徴があります。太田市に1棟建ち、さまざまなメディアで注目を集めました。それに続く2棟目が昨冬完成し、春を待って芝生を植えることになりました。
「草屋根づくり」は、屋根に上がって芝生を張る作業です。なかなか体験できるものではないと思い、参加させていただきました。
屋根の上にクレーンで土を上げ、均一にならしていきます。 |
土をならした後に、芝生を屋根に上げました。 芝生は伸びにくく、暑さにも強いという品種を選択したそうです。 |
薪ストーブの煙突周辺にもきれいに芝生を張っていきます。 |
芝生の間には目土を入れます。 |
その後はひたすら水まき。芝生がきちんと根付くまで、しばらくは気が抜けないようです。 |
お施主さんを中心に多くの方が参加し、一日で広い屋根を全て芝生でうめ尽くしました。作業はたいへんでしたが、その分、達成感もありました。
作業を終えた後、屋根の上でお施主さんとお話しさせていただきましたが、理想の家が完成してとても満足そうでした。お手伝いをさせていただいた者の一人として、その満足感を少しお裾分けしていただけたようで嬉しかったですね。
とても良い経験ができました。ありがとうございました。
作業終了後は「お疲れ会」を開催。 充実した一日になりました。 |