2015/09/17

「最高品質の絨毯と暮らしの器たち展」

こんにちは。編集部のサトウです。
 
先日、前橋の街中で開催されていた
「最高品質の絨毯と暮らしの器たち展」にお邪魔してきました。
 
前橋市千代田町にあるブティック「AVANTI(アヴァンティ)」さんの1階とエントランスが器展、
同じビルの4階が絨毯展という二部構成。
 
新潟市秋葉区にある「Sanpousha 三方舎」さんの絨毯展では、
モロッコ王室御用達の工房で手織りされている
「ゴジマ・ロイヤルコレクション」(“世界最高品質の絨毯”だと伺いました)の
新作を中心に見学してきました。
 
 
 
寒暖の差が大きい、モロッコの高地で育った羊たち。
その上質な羊毛を用いて手織りされた絨毯は、
押すそばからグッと跳ね返される、独特の手触りでした。
「天然のバネ」と称されることに、深~く納得。
冬は暖かく、夏はサラリと涼しく感じられるそうです。
 
目の前にズラリと並んだ絨毯をじっくり眺めたのは、
遙か昔、学生時代に訪れたモロッコ、そしてトルコのイスタンブール以来でした。
特に今井代表とは、お互いに思い入れのあるイランについて、
かなりディープな話を交わすことができました。
記憶の彼方に眠ってきた出来事が鮮やかに思い出されて、
絨毯をきっかけにして、とても幸せなひとときを過ごすことができて、感激でした。
 
 
 
一方の器展は、新潟市中央区にある人気器店「ヒメミズキ」さんの出展でした。
対応してくださった、オーナーでありインテリアコーディネーターである
小笹さんとお話しさせていただいたのですが、
さりげないけれど、ほんわりと温かみがある物腰、紡ぐ言葉。
まさに展示されていた、日々の暮らしを彩る器たちと同じトーンなんです!
心の深いところにスーッと染みこんでくる感じ。
ヒメミズキさんのHPにあった、
『月に一度の贅沢よりも、
心地よい毎日の積み重ねが、心の豊かさを運んでくれる』という言葉、
折りにふれて思い返したいな・・・なんて思っています。
 
 
職場から車で5分足らずの距離にある場所で、心が揺れる出会いがあり、
足を運んで直接言葉を交わすことの大切さに、改めて気付いた展示会でした。